「穴」
ジャック・ベッケルの映画「穴」を観る。
二回目だ。一回目は7,8年前に観た。しかし何たる緊張感!!。食い入るように観る。ベッケルの映画はこれと「ラルジャン」しか観た事無いけどどちらもいわゆる映画音楽という物が全くがない。音楽が無いから音に敏感になる。この音の快楽。靴の音、扉の音、呼吸音、物と物のこすれる音、激しく物がくだける音、、、。「自然に自然に」なんてベクトルとは正反対の誇張された音調で迫って来る。画面の緊張感とバランスがとれている。「バランスがとれている」と言うか、やっと競り合う事が出来ていると言ったほうが良いか。例えばヒッチコックの「鳥」も音楽が全くなくて誇張されて変調されたシンセサイザーの音で鳥の声とも人の悲鳴ともつかないバランスを崩した音がちりばめられていてすさまじい効果を出していた。
最近観た(というかまたまた観直したんだけど)ジョン・ブアマン監督の「脱出」も良かったです。撮影監督のヴィルモス・ジグモンドの大ファンなのです。ヴィットリオ・ストラーロかヴィルモスかっていうくらい。あ〜ヴィルモスの映像が観たくなって来た。「未知との遭遇」を一瞬観てから寝ようっと。
只今生音偏愛主義のアンサンブルを編成中です。
詳細決まったらまた報告致します。