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吉野金次さんと打ち合わせ。

録音が終了していたソロアルバムの音なのですがその後ほったらかしにしていた、、、というのは嘘で、一人でコツコツProTools(というレコーディングシステム)に向かっていました。全ての楽器がアコースティック楽器という最もベイシックかつ最も高い技術を要する作業に日々奮闘していましたがこれは大変だな、と半分人ごとのようにつぶやいてみたりしていました。

実際自分でMIXを試みていて分かったのは編曲もし演奏もしている本人が一番その作品を分かっているというのは(ある一面は勿論その通りなんだけど)必ずしも真実ではなくてちょっと分析的な音になりすぎてしまうというか全てが等価値になってしまうというか、、、。言い換えると、さりげないニュアンスがとっても良かったのにそのニュアンスを変に強調したりしすぎて全体を見失ってしまったり、といった具合になってしまっていたのですね。

そんなことを考えているところへEWEのT氏より電話。「会社に直筆による毛筆のFAXが届きMIXをする旨吉野金次さんより連絡有り」とのこと。うわっ、と思いましたよ。どうもラフミックスのCD-Rを聴いていて下さったようです。吉野さんといえば細野春臣さんの「HOSONO HOUSE」やハッピーエンドの「風街ろまん」を手がけた方。(矢野顕子、吉田美奈子、佐野元春そしてゆず、、、そのほか多数。)そして打ち合わせがありお会いしたのですが何ともいえずおおらかな方で自分のやり方はこうだから、、、等と押しつけることが全くない。「どういう感じにしましょうかね〜」みたいなところから始まって和やかに進行。「こう、あれだよね。編曲も凄く丁寧につくっているし演奏も最高なんだけど、それだけを全面に出すのでは無くって例えばさ、OLの人とか看護婦さんとかが朝コーヒー飲みながら聴いてしまう、なんて感じにしたいよね。」なんて事を言って下さるわけです。(なぜ看護婦さんなのかということはさておき、、、^^;)「そうそう、何より僕自身もそんな風に聴きたいんですよ!」と調子に乗って僕も喋る。

打ち合わせが終了し来月上旬にMIX作業が行われることになりました。
どんな音になるのかな〜。楽しみです。


posted by nn :

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