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溝口健二のレトロスペクティブ

溝口健二のレトロスペクティブ(しかもニュープリント)が行われているというのにまだ「祇園の姉妹」しか観ていない。音は割れているし映像も暗いのだけど(もちろん映画館のせいではありません。なんせ戦前の作品なのです)観たこと無いようなカメラの動き。流動性と静謐さ。ベルトルッチの溝口好きは良く知られているけれども「1900年」のセットにしても「ラストエンペラー」のカメラにしても要するに溝口ですもんね。開始のタイトルバックを観ただけで打ちのめされちゃうって言うのは例えば「1900年」とか「雨月物語」とか「名探偵登場」とか「フレンチコネクション」とか、、、って書き出したら単に好きな映画を並べるだけになってしまうのでやめますが、とにかく最初の一瞬を観ただけで最後まで観てしまった満足感を得てしまうような映画。そんな映画が好きだな。、、、あ、逆だ。好きな映画だから最初を観ただけで最後まで見通せてしまうほど何度も見返してしまうのだ。コメントを書いてくれたmnさん(何日か前のコメント参照)からの進めもあって今度好きな映画ランキングを作ってみよう。