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スカルラッティ賛

scarlatti_1.jpg最近人のことばかり讃えていますが、今回はスカルラッティ。

この人膨大な曲数のソナタを書いていましてその数600曲以上。ソナタの大家ベートーベンが生涯に書いたのが32曲だと言うことに比べるとちょっと異常に思えます。が勿論時代が違いますしソナタという形式の規模が全然違うので単純に比べることは出来ません。ベートーベンのそれが形式的に肥大化していき、楽章も多楽章になったのに比べると、まだまだスカルラッティの時代は大らかですね。楽譜は見開きで2ページ分くらい。単一楽章。そこにソナタというシンプルなタイトル。しかしその芳醇なサウンドには本当にウットリとさせられます。実はこれらの曲ラブレター的な意味合いもあったとのこと。柔らかくも厳しいこの曲想の豊かさはそんな感情の変化も投影しているのかも。



このスカルラッティのソナタを今回のアルバム「エテパルマ2(仮題)」で取り上げてみました。元々は勿論ピアノソロの曲。今回はギター、バンドネオン、弦楽三重奏、コントラバス...と言う編成に編曲。さてさてどんなサウンドになっているのかはお楽しみに!!

録音が終わってある日の大学で掲示板をみているとこんな文字が「今年はスカルラッティ没後250周年」。何という巡り合わせ。十代の頃からの愛奏曲を最近録音しその作者がある節目を迎えている。ちょっと不思議な気分です。

今年、夏には(と言ってももう来月の話ですが)こんな音楽祭が開かれます。実は堅苦しくないバロック音楽。バッハと同じ時代に生きたイタリアの作曲家の作品に触れるのは楽しみですね。

スカルラッティ音楽祭2007




posted by nn :